これで失敗しない!マインドフルネス瞑想指導者の選び方!!

マインドフルネスがブームになり広がるにつれて、マインドフルネス講座やマインドフルネス瞑想のワークショップが増えてきました。当たり前ですがそれに比例してマインドフルネス瞑想指導者という肩書を持つ人も増えています。

大阪・天満橋マインドフルネス研究所が活動を始めた当初は大阪でマインドフルネス瞑想の講座を開催しているところは当研究所を含めて二つだけでした。それが今では確認しているだけで10を超えています。東京はもっと増えているでしょう。

マインドフルネス瞑想が広がることはとても良いことです。マインドフルネスや瞑想を実践することで心身共に安定し充実した人生を送る人が増えれば世の中は確実に良くなるからです。しかしそれは正しい取り組み方が広がった場合です。現状は「ブームに乗っかればお金儲け出来る」と思ったのか詐欺に近いことをやってる瞑想指導者が増えています。それに伴い「被害者」も増えてきました。

マインドフルネス瞑想は間違ったやり方で行っても何の効果もありません。せいぜい一瞬リラックスするだけでしょう。それならばまだ良いのです。問題は間違ったやり方で行えば抱えている問題が悪化し取り返しのつかないことになることもあるのです。具体的には「うつ病が悪化した」「精神科に入院することになった」「統合失調症を発症した」「トラウマが強くなった」などです。

これらは直接、本人及びその家族、知人に直接聞いた例です。ちなみに「精神科に入院することになった」人と「統合失調症を発症した」人は瞑想する前はいわゆる普通の人でした。心の問題を抱えていたわけではありません。

マインドフルネス瞑想には危険性があります。マインドフルネス瞑想の指導者はその危険性を理解しておく必要があります。しかしブームに乗っかってマインドフルネス瞑想を指導している人達にそういった知識や考えはありません。彼らは「お金儲け」にしか興味がありません。浅い内容を価値のある内容に見せかけて高額なお金を取っているのです。あなたはそんな指導者からマインドフルネス瞑想を学びたいと思いますか?

胡散臭い瞑想指導者の特徴を見抜く

ここで紹介するのは「マインドフルネス指導者の見極め方」と「胡散臭い指導者」の特徴です。ここで書いたことが全て正しいとは限りません。ですが指導者を選ぶ一つの情報にはなります。もちろんここで書いてあることを鵜呑みにする必要はありません。しかし大いに参考になると思います。これからマインドフルネス瞑想を学ぼうとするあなたが少しでも良い指導者に恵まれるように批判覚悟で情報を提供していこうと思います。

①肩書やプロフィールに「瞑想歴何十年」と書いてある。

マインドフルネス瞑想の指導者のプロフィールを見ると「瞑想歴20年、30年」と書いてあることがあります。何も知らない人がそれを見ると「この人は長いこと取り組んでいるから安心だな」と思うでしょう。しかしそれだけで信頼するのは危険です。なぜなら

①「本当に瞑想に長年取り組んでいるかどうか」を客観的に証明する方法はない。

②長年瞑想に取り組んでいても瞑想が「実践」出来るとは限らない。

とこの二つが理由として考えられるからです。この考えに至った理由は「何年も瞑想に取り組んでいる割には心も身体も洗練されていないし教科書通りのことしか話をしない」という人に多く出会ったことです。本当に何年も瞑想をやってる人は発する雰囲気が違います。心もクリアです。それは話せばわかりますし会った瞬間にわかるものです。例えば瞑想の達人である成瀬雅春さんや脳機能学者の苫米地博士、臨済宗のある僧侶の方がそうです。

では彼らと同じくらい時間瞑想に取り組んでいるはずなのに雰囲気も見た目も持っている知識も洗練されていないのは「間違ったやり方」で取り組んでいるか肩書が「ウソ」のどちらかでしょう。どちらにしても指導者としては間違いなくアウトです。というよりも本物の指導者はプロフィールに「瞑想歴〇〇年」とは書きません。そんなものに意味はないとわかっているからです。中には本物もいるでしょうが「怪しい」と思った方が間違いがないかもしれません。

②見た目がダサい。太っている。姿勢が悪い。

「見た目がダサい」これを書くと怒られるかもしれません。が共感してくれる人も同じくらいいるのでは?と思います。なぜならマインドフルネス瞑想をちゃんと取り組んでいる、まして指導するくらいの人であれば心も身体も洗練されているはずです。それは確実に見た目に表れます。雰囲気はもちろんのこと、服装や髪形、話し方や所作だったりです。

「見た目は関係ない」という人もいると思いますが見た目は非常に重要です。心が具現化したのが外見です。見た目がダサい指導者は実践出来ていないと見て間違いはありません。単純ですが間違いのない指導者を選ぶ上では重要な項目です。

③教科書通りの言葉を使う。

その人が本当にマインドフルネス瞑想を実践出来ているかどうかを見極めるには発する言葉をよく聴いてみるのも有効な方法です。というのも実践経験はほとんどなくても理論をしっかりと勉強すればある程度、指導出来てしまうのがマインドフルネス瞑想なのです。大学の教授や僧侶、臨床心理士などに多く見受けられます。

教科書通りの言葉を使う指導者は間違いなく実践経験がありません。本人は経験があるつもりなのかもしれませんがそれは錯覚です。本当に実践経験を積んでいれば人に伝える時に教科書通りの言葉を使用することはあまりありません。自分の身体の中から出てきた言葉を使います。それがないというのは実践経験が積んでいないと証拠と言えます。

また教科書通りの話しか出来ないというのはマインドフルネスを理解していないということでもあります。理解していないから教科書から言葉を引っ張ってくるしかないのです。試しにそんな指導者の方に教科書から少し離れた質問をしました。そうすると顔が引きつり自信のない返答で逃げるような感じになりました。あなたは教科書的な豊富な知識はあるけど泳いだことがほとんどない人に水泳を習いたいと思いますか?マインドフルネス瞑想もそれとまったく同じです。

*もちろん教科書的な知識は基礎として指導者には必要です。

私たちは自分が体験したことしか人に伝えることが出来ません。マインドフルネス瞑想のような実践を伴う概念や方法は特にそうです。知識や情報を伝えるのも必要ですが、その知識や情報も「自分の体験」があるから洗練され人に伝えることが出来るのです。

④極端に安い料金でセミナーや講座を提供している。

マインドフルネス瞑想会、講座、セミナー、ワークショップと非常に増えています。キャッチコピーや内容は当たり前ですが参加料金もバラバラです。実は参加料金でその瞑想会や講座が胡散臭いかどうかをある程度見極めることが出来るのです。これは物凄く重要見極める項目です。

結論から言えば、5000円以下で参加出来る瞑想会やセミナーは避けた方がいいでしょう。理由は至極簡単。「安い物は質が悪い」からです。そんなことは誰もが知っています。マインドフルネス瞑想の講座やセミナーも同様です。断言します。安い料金でしか提供出来ない人は質の低い指導者である確率が圧倒的に高いです。(僧侶の方は除く)

その理由として質の高い指導者は勉強に相当な金額と時間を使っています。瞑想の指導者には瞑想だけでなく「心理」「身体」「食事」「物理」「宗教」「歴史」など幅広い知識が必要なためその分お金や時間がかかるのです。瞑想実践の時間も半端ではありません。そういう人が1000円や2000円の安い料金で提供すると思いますか?

中には「誰でも受講出来るように」と1000円くらいで開催している人もいます。しかしそんな人は非常に少数です。そんな人を除けば安い料金で提供している指導者は全員「はずれ」と考えてもいいくらいです。

受講する側からすれば「安い方がありがたい」「気軽に受けることが出来る」と考えるでしょう。別にそれはおかしな考えではありませんが、その考えを改めない限りあなたの人生が変わることはありません。受講料が高いセミナーや講座は教科書やネットには絶対にない知識やスキルが多く学べます。そして何より高い講座やセミナーに参加すると他の参加者のモチベーションや「質」が全然違います。これは何かを学ぶ上で物凄く大事になってきます。なぜなら人は周りに影響されるからです。

安い講座やセミナーは「安いから参加してる」という動機の人ばかりです。「本当に学びたい」「人生を変えたい」という人は1%もいません。「安いから参加してる」という人に囲まれると無意識にあなたの思考もそうなります。それが目的の人はそれでいいのですが「本当に自分を変えたい」という人は絶対に安い講座やセミナーに参加してはいけません。個人セッションやカウンセリングも同様です。環境は物凄く大事ですよ。

*たまにスポンサーがついているため受講料が安いという講座がありますがそれはここで書いていることに当てはまりません。

⑤マインドフルネスの理論しか知らない。

マインドフルネス瞑想は人間の心と身体にアプローチする方法です。であればマインドフルネス指導者は心や身体のことも知っていなければいけません。「心理学」だけでなく「宗教」や「歴史」「文化」「社会」など非常に広い分野の知識に触れておく必要があります。これらは全て人間に関することです。身体も同様でしょう。

一つ例をあげます。瞑想する時は「姿勢」が大事です。姿勢が悪かったりすると瞑想が上手く出来ないですし身体を悪くする場合もあります。ということはマインドフルネス指導者は姿勢改善の指導も出来なければいけません。「どこの筋肉がどうなってこの姿勢を作っているのか?」「胸椎と腰椎の関係はどうか?」「どの筋肉を緩めれば正しい姿勢を取ることが出来るのか?」というような知識、それを改善する方法を知る必要があります。マインドフルネスの理論だけ学んでもこういった知識は身に着きません。

⑥1日数分の実践で効果が出ると謳っている。〇〇式という名前を付けている。

マインドフルネス瞑想を毎日5分だけ取り組むと効果があります。と謳い指導している人を見掛けますがこれに騙されないでください。1日5分の実践で効果が出るわけがありません。効果が出る人はそれ以外にもいろいろなことを実践している人です。行動も考え方もこれまでと同じ人が1日5分だけマインドフルネス瞑想に取り組んだところでリラックス程度の効果しかないことは明らかです。

「簡単に出来るよ」「努力はいらないよ」と謳って集客する指導者は「お金儲け」しか考えていません。「良い物を提供する」とか「人の役に立ちたい」という考えはありません。「〇〇式」と名前を付けているのも同じです。

真剣にマインドフルネス瞑想を実践し勉強している指導者は口が裂けても「1日5分の実践で効果が出ます。」とは言いません。「慣れるまでは1日5分の実践で大丈夫です。」という言い方はしますが。

ここまで「マインドフルネス指導者の見極め方」と「胡散臭い指導者」の特徴を紹介してきました。先ほどもお伝えしたようにここで書いてあることが全て正しいとは言いません。最近増えているマインドフルネス指導者とマインドフルネスのブームや広がりの現状を見てお伝えしています。これを読んで批判がある方もいるでしょうがマインドフルネスの指導者を選ぶ参考にして頂けると幸いです。

⑦医者、有名大学卒業やアメリカで学んできたという肩書を持っている。

ここで言いたいのは「医者」という肩書、「研究者」という肩書、アメリカで学んできた「肩書」だけを見て信用するなということです。肩書で信頼できるかどうかを決めるのは日本人の悪い癖です。即刻この考えを改めてください。この考えを改めない限り良い指導者を選ぶことは難しいと思ってください。これは肩書を持っている人の問題ではなく、選ぶ側の問題です。

肩書を持っている人の中にも優秀な指導者はいます。がそうでない指導者も多く混じっています。というよりも彼らの多くは指導者ではありません。研究者です。実践経験も少ないでしょう。研究者は研究が本職なので指導する能力がなくても大丈夫なのです。しかし研究者の方もセミナーや講座を開くことがあります。この場合の対象者は現場でマインドフルネスを指導している指導者や臨床家です。マインドフルネスを一から学びたいという人にとってはおススメしません。

では「医者」はどうか?と言えばそれも微妙です。医者だからといって何でも知っているとは限りません。彼らは勉強が得意なのでマインドフルネスの理論はすぐに理解するのですが、実践経験が少なすぎるので指導者に向いてるとは言えません。というより真剣にマインドフルネスを実践し現場で役立てている医者はセミナーや講座はやりません。現場が忙しすぎてそんな時間はないからです。

最後に大事なことを・・・

マインドフルネス瞑想を学ぶ前にしっかりと「目的」を定めてください。その「目的」によってどういう指導者から学ぼうか?は変わります。真剣でなくてもいいから手軽にマインドフルネス瞑想に取り組みたいと考えるのであれば「質は低いが安い料金で教えてくれる所」でもいいと思います。「誰から」学ぶかは目的によって異なることを理解してください。

そして「良いとこどり」をしようと思わないでください。例えば「安くて質が良い指導者がいい」というような考えです。指導者を選ぶのは「リスク」が必ずあります。吟味して情報を収集して選んだとしても「はずれ」に当たる可能性はあります。Aさんが「良い」という指導者が必ずしもあなたにも「良い」とは限りません。人間同士のやることですからそこには相性も関係します。ここでお伝えしたことがあなたが良い指導者に恵まれ充実した人生を送る助けになれば幸いです。